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薄暮の藻岩山と国語学辞典

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昨夜から降り続いた雪も午後にはあがりました

この写真は午後4時半の窓外で
右手の方の藻岩山のスキー場に夜間照明がともっています

今日から週明けまでに「漢語と和語」という原稿を
まとめなければなりません

今度書くのは日本語の中の漢語と和語の解説ですが
最近 「日本語学大辞典」に中国の漢語の項目を書いたことを述べました

その時に「日本語学大辞典」は1955年の「国語学辞典」の改訂三版であって
「国語学辞典」の写真は追加掲載すると書きました
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今回これをめくって気がつきましたが
私が炭鉱町の本屋で買ったのは1965年刊の第12刷だったことです

こんな学術書が10年の間に12刷を重ねたことに驚きました

当時は地方の高校の国語の教員でもこういう辞典を買っていた
ということにほかならないわけです

おそらく現在の「日本語学大辞典」は大学の教員でも
私費で買う人はまれだと思います

活字文化が衰退しているとまでは思いませんが
少なくとも書籍で読む文化はかなりな変容を遂げたものだと思わざるを得ません
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by zuoteng_jin | 2019-01-11 17:30 | NEX-7 | Comments(0)

雪の降らない正月とナトリウムランプの街灯

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穏やかな天候の正月です

この写真は暮れの撮影ですが これより多くはなっていません

今日は薄雪を踏んで大谷地神社まで行ってきました

毎年大谷地神社の神主さんに自宅に来ていただいて
新年の祈祷をしてもらいますが 今年は弟の喪中ということで
90日の喪明けに来てもらう打ち合わせをしました

つまり1月10日過ぎということになります

今日はもう初詣の人もそれほど多くはなく
お御籤を引く人々などの写真を撮りましたが
最寄りのラボの現像機が故障しているとのことで
明日別のラボで現像してもらうことにしました

夕方の窓の外は以下のような塩梅です
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雪国の街灯は光の波長が長いナトリウムランプです

したがって紅い光になりますが 波長が長いと
吹雪でも視認性が高いのですね

水銀灯もLEDもありますが
車道にはまだナトリウムランプが活躍しています
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使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2019-01-02 17:32 | Minolta HIMATIC E | Comments(0)

砥石山の山ひだに2018年の初雪

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今朝9時ごろの窓外です

正面に見える山肌に雪がついているのは砥石山です

その右手前が藻岩山ですが藻岩までは降っていません

ともかくこれが2018年の初雪です
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by zuoteng_jin | 2018-10-31 10:26 | NEX-7 | Comments(0)

オンコの実と富山からのアップルパイ

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イチイの実 北海道ではオンコの実です

マクロレンズならもっと大きく写りますが
コンパクトカメラですからこれ以上は大きくなりません

子供のころオンコの実を摘んで口に含みましたが
ほのかに甘い味がしました

秋の味覚は色々ありますが 昨日は
富山のレストラン小西のシェフが焼いてくれたアップルパイをいただきました
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魚津のリンゴ園で実ったリンゴを
しっかりしたパイ皮に包んでありますが
このリンゴのほのかに甘酸っぱい味わいは格別です

冷たいままでも温めても どちらも大変美味しいものです

指し渡し25cmほどですから 老夫婦二人には多いので
地震で散乱した図書の片付けに手を貸してくれた姪の二家族と
三等分して各戸分を届けました

きっと極上のアップルパイを楽しんでもらったことと思います

シェフの小西謙造さんは私と同年で
この春に叙勲の栄に浴した高名な方ですが
今でも毎日厨房に入っておられる由です

この先もお元気にご活躍されることを祈ります
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使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2018-10-23 17:50 | Contax T2 | Comments(0)

ハービー山口さんご一家との贅沢な「一瞬」

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昨年3月に刊行された本です

以前から twitter に書き続けてきた写真を撮るヒントと
ハービーさんの代表作とその作品解説が掲載された
小さいながらも写真ファンには大変うれしい本です

ハービーさんから北海道に行きますと連絡を受けて
ぜひお願いしようと思ったのは
私の大学院のもと留学生の指導生で
今は札幌で主として中国からの旅行客の観光写真や結婚写真を
仕事にしている彼のために激励のサインをもらうことでした

もちろん大変快くサインしていただきましたが
彼が日本人の和装女性を撮った画像を少し見ていただいたところ
大変センスの良い撮り方ですね というご感想でした

昨夜 さっそく彼にそのことを伝えると
嬉しくて興奮してしまいました と返事がありました

我々夫婦はハービーさんから
美瑛のガラス工房のグラスをいただきました
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まわりにおいたフライヤーは
ハービーさんのご次男の Hiroki 君のデザインだということです

今回は前に拙宅に来ていただいた奥様と
写真を中心に活躍を始めた Hiroki 君と三人で来られたのです

カメラやレンズや写真関係の色々な話をしましたが
昨日の夜には千歳空港から帰京なさるというので40分ほどで切り上げました

別れ際に 私が持っていない写真集をということで
東北大震災後の東北の写真集「HOPE 311」を下さいました
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それと Hiroki 君から私家版「BETWEEN THE MOON AND CLOUDS」をもらいました

300部限定のシリアル184番です

これは素晴らしいモノクロ作品集で 私はすっかり魅了されました

ヒロキ・ヤマグチ という名前を覚えておいて
写真展があったらのぞいてみることをお勧めします

いずれにしてもハービーさんから
「一瞬でもお会いできませんか」というお誘いを受けたのですが
写真家は500分の1秒 1000分の1秒にすべてをかけますので
私にとってはたとえようもなく充実した「一瞬」でした

by zuoteng_jin | 2018-08-12 19:23 | NEX-7 | Comments(0)

今日冊子版『漢語大詞典』12巻を捨てました

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カートに冊子版『漢語大詞典』を載せて玄関に置いたところです

これを今朝6時にマンションのごみ集積場に運びました
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カートを引いたのは私ではなく奥さんですが
最後の姿を撮っておきたくて私もついて行きました

1993年に初版が完結した最大の中中辞典ですが
このころから私たちの『漢辞海』の編集執筆が本格化したので
いつも最も手近に置いて辞書記述のすべてについて参照しました

『漢辞海』の熟語5万項目は私が最終的に責任を負っていますので
その確認のために『漢語大詞典』は何度めくったか分かりません

漢和辞典の原稿執筆のために引くのですから
この辞書を読んだ時間や回数の多さで言えば
日本人で三本の指に入るのではないかと思います

もちろん今は電子化されたCDROM版がありますが
長年引き慣れた紙版のほうが何かと安心したものです

しかし脳出血で左半身がマヒすると
書棚から引き出してページをめくる作業がとてつもなく苦痛になりました

下手をすると身体のバランスを失って転倒の危険さえあります

そこで思い切って捨てることにしました

何度も引くので束と表紙が離れてしまってテープ補修したのが数冊ありますし
中古商品として美品とは言えません

それにしても25年間 本当にお世話になりました
今後はCDROM版のみになりますが
これからもよろしくお願いいたします
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by zuoteng_jin | 2018-07-28 06:56 | NEX-7 | Comments(4)

雪が降りました

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我が家の窓に正対している札幌岳が薄化粧しました
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左手札幌ドームの向こうに白く見えるのは無意根山です
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右手に白いスロープが見えますが札幌国際スキー場です

スキーヤーにとってはわくわくする雪ですね
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by zuoteng_jin | 2017-10-18 10:51 | NEX-7 | Comments(0)

VITO III の愉快な操作

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今日は1950年製蛇腹カメラ VITO III の操作を書きます

前蓋を開けてレンズを引き出す必要がありますが
蓋には指かけがありません

底面のプレート右にあるボッチを押すと蓋が開きます
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ボッチを押すと丸い距離計窓の下の爪が左にずれて
前蓋が外れる仕組みです

フィルムを入れますがそれはごく普通の操作で済みます
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日本のカメラと違って遮光スポンジは使ってないので
経年加水分解によるトラブルはありません

フィルムを入れてから 古いカメラは
自分でフィルムカウンターをリセットします

たとえばライカは巻き上げ軸の外周にあるリングのボッチを押さえて回し
数値を初期化するわけです
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VITO の場合は巻き上げ軸の下に数値を刻んだリングが見えます
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ところがライカのようなリングを回すボッチがありません
手でこすっても到底動くものではありませんでした

押してもダメなら引いてみな 巻き上げ軸を上に引っ張り上げました
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カウンターリングの上側にギザギザが刻んであるので
ここに指をかけてリングを回し
数値をリセットしてやるのでした

ファインダーをのぞきながら二重像合致でピントを合わせますが
ふつうはピント調節のリングやレバーはレンズの周囲にあります

フォクトレンダーのカメラはそうはいきません
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画面右上のリングは普通はフィルム巻き戻しですね
しかしこのカメラはこのリングがピント合わせなんです

それを回すと
レンズ下部の前蓋裏の左右にあるレールをたどって
レンズが前後してピントを合わせるのです

むかし学級写真などを撮ってもらった蛇腹暗箱のような塩梅で
カメラのいかにも原始的な動きを見ると感動します
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距離計指標はふつうレンズ周りにあるものですが
これは距離リングの下にあり こんなのは初めて見ました
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レンズの周囲にシャッター機構があります(通称レンズシャッター)

まずシャッタースピードリングを回して速度を決めます(三角マークに合わせる)

次にシャッターが切れるようにレバーでチャージしますが
レバーが上の写真の位置にあるものを右回りに回転させて下の写真の位置にします
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500分の1秒以外の速度の場合は先にチャージしてもかまいませんが
500分の1秒にかぎり速度のセットをしてからチャージしないといけません

絞りはシャッターチャージレバーのさらに本体側にあるリングで合わせます

最後にフィルム巻き上げリングを回転させてシャッターボタンを押します

シャッターが切れるとシャッターチャージレバーは元の位置に戻ります

フィルムを撮り終えると巻き戻しですが
この機種は巻き戻し軸がピント調節リングになっていました

しかしそのリングをよく見ると下のようになっていて
気になる「←」とボッチがあります
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そこでボッチを矢印の方向にずらすとレバーが立ち上がりました
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この半円形レバーが巻き戻しハンドルなのでした

最後はレンズの下部の格納レバーを抑えながら
蓋を閉めると折り畳みができます

いやはやどこをとっても面白い機構が満載です

搭載レンズは戦後すぐの銘玉 Ultron 50mm F2 で
ボケ味の滑らかさはこれまで使ったレンズのうちでも最上級のものでした

ただし先行ユーザーの誰かが シャッターチャージをしてから
速度を500分の1秒にセットするというタブーを犯したので
シャッターが不調です

まあコンパー・ラピッドという古典中の古典シャッターで
修理業者に頼めばちゃんと治りますからオーバーホールしてもらいます

相場の半値以下で落札したので
オーバーホールは織り込み済みです
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by zuoteng_jin | 2017-05-28 16:52 | NEX-7 | Comments(3)

夕照と脳外科定期検診と今年の漢字という愚挙

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日没前の窓外です

大雪は一息ついて 戸建て住宅の西側に夕日が照っています

遠くの山は恵庭岳ですね

今週週末は東京出張があるので 今日の晴れ間を幸い
脳外科の定期診断に行ってきました

待合室で何と昨日ちょっと書いた焼肉屋のご店主に会いました

もと北海高校の野球部員だったほどのスポーツマンですが
7年前の未明にトイレに起きた後に脳出血に見舞われ
歩いても7~8分のこの脳外科に救急車で運ばれたそうです

左の足首が今でも動かないほど後遺症は重かったらしいですが
動かなかった左手も懸命なリハビリの成果があって
肉を切るのが可能になったそうです

待合室ではお互いに 仕事をすることが最高の薬ですねと
深く意気投合したことでした


ところで今年の漢字というのが「金」となった由ですが
一年を漢字一字で表すなんて馬鹿馬鹿しいことは
いい加減にしたらどうかと思っています

マスコミがいかにももっともらしく取り上げるのが常ですが
こんなに社会を単純化して見せるのは 愚民化も甚だしいです

こういうのも社会の同調圧力の肥大化に力を貸すことになるので
いつも嫌~なイベントだと思っています

かつて日本を代表する低能首相が
今年を一字で表すと? と聞かれて「責任です」と
真顔で答えたことがありましたね

一字も二字も区別できない首相です
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by zuoteng_jin | 2016-12-12 17:11 | NEX-7 | Comments(2)

札幌の大雪と首都大学東京の失敗

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今日の札幌は大雪です

ベランダから向こうの高速道路を見ると
通行止めになって除雪車だけが通って行きます

四五日前に 母校であり かつ元の勤務校だった東京都立大学から
同窓会報が送られてきました

東京都立大学は11年前に大改革があって
首都大学東京という名の別物に変わりました

それは都立大学で三年以上かけて練り上げた改革案を
慎太郎が一夜に握り潰し
取り巻きだけで作った案を強引に押し付けたものでした

人文学部・法学部・経済学部・理学部を都市教養学部としてくくり
取り巻きが旗を振った工学部は もとの技術短大を巻き込み
大々的に拡張されました

ひいき目を差し引いても人文学部・法学部・経済学部・理学部が
都立大学の看板で 学界の評価はゆるぎないものがありました

それらを学部の理念も何もないものに貶めたのです
それに耐え切れず 私は辞職しました

その後の経過は劣化の一途でしかありませんでした

それで今度の同窓会報を読むと平成三十年から
都市教養学部をもとの人文学部・法学部・経済学部・理学部に戻すというのです!

慎太郎の強権発動で改革した大学は
十年で失敗したことが明確になったということです

世間では首都銀行東京の失政がよく話題になりますが
大学潰しの失政も慎太郎の罪だと思います

しかしこの十年で失ったものは この先五十年かけても
戻るかどうかだと 私は思っています
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by zuoteng_jin | 2016-12-10 17:38 | NEX-7 | Comments(0)