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ハービー山口さんご一家との贅沢な「一瞬」

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昨年3月に刊行された本です

以前から twitter に書き続けてきた写真を撮るヒントと
ハービーさんの代表作とその作品解説が掲載された
小さいながらも写真ファンには大変うれしい本です

ハービーさんから北海道に行きますと連絡を受けて
ぜひお願いしようと思ったのは
私の大学院のもと留学生の指導生で
今は札幌で主として中国からの旅行客の観光写真や結婚写真を
仕事にしている彼のために激励のサインをもらうことでした

もちろん大変快くサインしていただきましたが
彼が日本人の和装女性を撮った画像を少し見ていただいたところ
大変センスの良い撮り方ですね というご感想でした

昨夜 さっそく彼にそのことを伝えると
嬉しくて興奮してしまいました と返事がありました

我々夫婦はハービーさんから
美瑛のガラス工房のグラスをいただきました
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まわりにおいたフライヤーは
ハービーさんのご次男の Hiroki 君のデザインだということです

今回は前に拙宅に来ていただいた奥様と
写真を中心に活躍を始めた Hiroki 君と三人で来られたのです

カメラやレンズや写真関係の色々な話をしましたが
昨日の夜には千歳空港から帰京なさるというので40分ほどで切り上げました

別れ際に 私が持っていない写真集をということで
東北大震災後の東北の写真集「HOPE 311」を下さいました
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それと Hiroki 君から私家版「BETWEEN THE MOON AND CLOUDS」をもらいました

300部限定のシリアル184番です

これは素晴らしいモノクロ作品集で 私はすっかり魅了されました

ヒロキ・ヤマグチ という名前を覚えておいて
写真展があったらのぞいてみることをお勧めします

いずれにしてもハービーさんから
「一瞬でもお会いできませんか」というお誘いを受けたのですが
写真家は500分の1秒 1000分の1秒にすべてをかけますので
私にとってはたとえようもなく充実した「一瞬」でした

by zuoteng_jin | 2018-08-12 19:23 | NEX-7 | Comments(0)

今日冊子版『漢語大詞典』12巻を捨てました

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カートに冊子版『漢語大詞典』を載せて玄関に置いたところです

これを今朝6時にマンションのごみ集積場に運びました
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カートを引いたのは私ではなく奥さんですが
最後の姿を撮っておきたくて私もついて行きました

1993年に初版が完結した最大の中中辞典ですが
このころから私たちの『漢辞海』の編集執筆が本格化したので
いつも最も手近に置いて辞書記述のすべてについて参照しました

『漢辞海』の熟語5万項目は私が最終的に責任を負っていますので
その確認のために『漢語大詞典』は何度めくったか分かりません

漢和辞典の原稿執筆のために引くのですから
この辞書を読んだ時間や回数の多さで言えば
日本人で三本の指に入るのではないかと思います

もちろん今は電子化されたCDROM版がありますが
長年引き慣れた紙版のほうが何かと安心したものです

しかし脳出血で左半身がマヒすると
書棚から引き出してページをめくる作業がとてつもなく苦痛になりました

下手をすると身体のバランスを失って転倒の危険さえあります

そこで思い切って捨てることにしました

何度も引くので束と表紙が離れてしまってテープ補修したのが数冊ありますし
中古商品として美品とは言えません

それにしても25年間 本当にお世話になりました
今後はCDROM版のみになりますが
これからもよろしくお願いいたします
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by zuoteng_jin | 2018-07-28 06:56 | NEX-7 | Comments(4)

冷風の中の運動会

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午前中に孫の運動会を見てきました

札幌は20度程度の気温でしたが
ほぼ30キロ南の苫小牧は曇天で逆に10度という寒さです
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目の前にいた家族のお母さんは中棉入りのコートを羽織り
右手にいるお父さんはブランケットをかけています

下の画面のお父さんお母さんも夏の装いではないですね
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かくいう私も 下は作務衣パンツに薄手のトレーニングオーバーパンツ
上は長袖トレーナーにカメラマンジャケットをはおって
さらにその上から軽ダウンジャケットという防寒仕様でした

孫の選抜リレーは アンカーに繋ぐ走順ですが
4チームの最後尾 先頭から半周遅れでバトンを受けたので
もはや戦意喪失という残念な走りでした
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来年に期待と言いたいところですが
う~ん ほかの友達の走り方やフォームと見較べると
リレーの選手になるのは難しいなというのが 正直な感想です
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by zuoteng_jin | 2018-06-16 17:30 | NEX-7 | Comments(0)

法面のエゾムラサキ

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マンションの駐車場を出るとこの法面の下を通って幹線に出ます

黄色いタンポポに交じって薄紫の花が咲いています

これはエゾムラサキと言います
エドムラサキではないですよ
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差し渡し5mm~6mmの誠に小さな花ですが結構存在感があります

しかも撮影は一週間前でしたが
本日の出勤時に確認したらまだ咲いていました

強靭な生命力に敬意を表して掲げました
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by zuoteng_jin | 2018-05-24 17:55 | NEX-7 | Comments(0)

今年のライラックは寂しい

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歩いて7~8分の公園にあるライラックです

毎年これを見にきますが 今年は昨年の半分ぐらいしか花が着きません

下が昨年このブログでご紹介した同じ株のライラックです(機材:Minolta XD)
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こうなった原因は昨年の秋冬にあるそうです

車で15分ぐらいの川下公園は200種類のライラックで有名です

ところが公園管理人のレポートによると
今年は枯木が目立つそうです

「今年は冬害を受けて多くのライラックが枯死しています。
原因は、昨年の秋に温かい日が数日続いて、本来今年開花する予定の芽が
動いてしまったこと。そして、今年冬の寒さが厳しかったことがあげられます」

ちょっと分かりにくい文章ですが 寒暖の不順が原因らしいですね

自らは動いて移動できない植物ですから
やむを得ない対応なのかもしれません
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by zuoteng_jin | 2018-05-19 17:20 | NEX-7 | Comments(0)

札幌ドームの日台親善試合を観戦しました

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まだ試合は続いていますがこの親善試合を見てきました

台湾ラミゴモンキーズの日本人スタッフが前任校の卒業生で
招待席のチケットを用意してくれたからです

今日は忙しいので電話でちょっと打ち合わせをしただけですが
試合中に監督と審判との間の通訳に出てきたりしていました
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今日はファイターズの清宮が実戦で初めて出場するというので
親善試合ながらそこそこの入りでした
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その清宮君 初打席でいきなりフェンス直撃の二塁打でした
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さすがに速いスィングで ボールを画面に入れることが出来ませんでした

しかし今シーズンが楽しみになる打席です

中田翔はしっかり三振を撮らせてくれました
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明らかに低めのボール球を振っています

しかし彼の名誉のためにヒットも掲げましょう
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私の方もちょっと慣れて 今度は打球を画面に入れることが出来ました

帰りの混雑が私には危険ですから4回裏まで見て帰宅しました

明日の午前中に都心のホテルで卒業生の彼と
ゆっくりおしゃべりをする予定です
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by zuoteng_jin | 2018-02-28 21:07 | NEX-7 | Comments(0)

六世紀文選(もんぜん)編者の墓と受講生の新刊書

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自宅仕事机のわきにある書架の天板に漢籍があります

これは『文選(もんぜん)』全六〇巻と別巻一巻ですが
356年前の江戸時代寛文2年(1662年)刊行の現物です

『文選』は清少納言『枕草子』に「書(ふみ)は〔白氏〕文集・文選」とか
吉田兼好『徒然草』に「文は文選のあはれなる巻々」とかあるように
奈良平安鎌倉室町と盛んに読まれた古典です

巻一をめくるとこういう塩梅です
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中国で原文と割注が印刷された本を下敷きにして
数百年の間 日本で伝承されてきた返り点と送り仮名をつけて印刷されました

これはそれに数百年前の所有者が人名地名の朱引きをしてあります
(朱引きは最初の数頁だけです)

『文選』の編集者は二行目に見えるように
梁(りょう)の昭明太子 本名蕭統(しょう・とう)です

太子でしたが皇帝になれずに30歳で事故死しました(501年-531年)

実は昨日の朝日新聞に昭明太子の墓
確認されたというニュースが載りました

ただしこれは 何で今更ニュースになるのかと思いました

情報源は南京大学の張学鋒教授ですが
京大で学位を取った張先生は
2014年にすでに日本で報告しているのです

ただこのころはまだ仮説に過ぎなかったようで
それが確認されたのは2016年の南京考古学会だと聞きます
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右の墓穴が昭明太子のもので 左が太子の母のものです

その認定の決め手になったのは年号の入ったレンガの出土です
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左の普通七年は526年太子の母が亡くなった年ですし
右の中大通弐年は太子が亡くなった530年です

こういう事柄が分かると書架の漢籍も
グッと現実感が増してきます

今度朝日新聞がニュースにしたのは
たまたま張学鋒教授から画像の提供があったからでしょう

しかしつい最近確認されたかのような報道はいけません

マスコミの政治報道の劣化はここで言うまでもないことですが
文化記事の劣化も深刻だなぁと思った次第です
(裏付けしていないのが歴然です)

ところで昨日 大学学部時代の指導生から新刊書が届きました
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博士論文を書籍化したものですが あとがきには丁寧に
この分野に導いた私への謝辞がありました

それはともかく 15年前の指導生が
研究者として順調に成長している何よりの証しで
教員人生の冥利とはこのことです

by zuoteng_jin | 2018-02-18 17:59 | Comments(0)

雪が降りました

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我が家の窓に正対している札幌岳が薄化粧しました
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左手札幌ドームの向こうに白く見えるのは無意根山です
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右手に白いスロープが見えますが札幌国際スキー場です

スキーヤーにとってはわくわくする雪ですね
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by zuoteng_jin | 2017-10-18 10:51 | NEX-7 | Comments(0)

VITO III の愉快な操作

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今日は1950年製蛇腹カメラ VITO III の操作を書きます

前蓋を開けてレンズを引き出す必要がありますが
蓋には指かけがありません

底面のプレート右にあるボッチを押すと蓋が開きます
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ボッチを押すと丸い距離計窓の下の爪が左にずれて
前蓋が外れる仕組みです

フィルムを入れますがそれはごく普通の操作で済みます
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日本のカメラと違って遮光スポンジは使ってないので
経年加水分解によるトラブルはありません

フィルムを入れてから 古いカメラは
自分でフィルムカウンターをリセットします

たとえばライカは巻き上げ軸の外周にあるリングのボッチを押さえて回し
数値を初期化するわけです
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VITO の場合は巻き上げ軸の下に数値を刻んだリングが見えます
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ところがライカのようなリングを回すボッチがありません
手でこすっても到底動くものではありませんでした

押してもダメなら引いてみな 巻き上げ軸を上に引っ張り上げました
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カウンターリングの上側にギザギザが刻んであるので
ここに指をかけてリングを回し
数値をリセットしてやるのでした

ファインダーをのぞきながら二重像合致でピントを合わせますが
ふつうはピント調節のリングやレバーはレンズの周囲にあります

フォクトレンダーのカメラはそうはいきません
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画面右上のリングは普通はフィルム巻き戻しですね
しかしこのカメラはこのリングがピント合わせなんです

それを回すと
レンズ下部の前蓋裏の左右にあるレールをたどって
レンズが前後してピントを合わせるのです

むかし学級写真などを撮ってもらった蛇腹暗箱のような塩梅で
カメラのいかにも原始的な動きを見ると感動します
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距離計指標はふつうレンズ周りにあるものですが
これは距離リングの下にあり こんなのは初めて見ました
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レンズの周囲にシャッター機構があります(通称レンズシャッター)

まずシャッタースピードリングを回して速度を決めます(三角マークに合わせる)

次にシャッターが切れるようにレバーでチャージしますが
レバーが上の写真の位置にあるものを右回りに回転させて下の写真の位置にします
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500分の1秒以外の速度の場合は先にチャージしてもかまいませんが
500分の1秒にかぎり速度のセットをしてからチャージしないといけません

絞りはシャッターチャージレバーのさらに本体側にあるリングで合わせます

最後にフィルム巻き上げリングを回転させてシャッターボタンを押します

シャッターが切れるとシャッターチャージレバーは元の位置に戻ります

フィルムを撮り終えると巻き戻しですが
この機種は巻き戻し軸がピント調節リングになっていました

しかしそのリングをよく見ると下のようになっていて
気になる「←」とボッチがあります
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そこでボッチを矢印の方向にずらすとレバーが立ち上がりました
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この半円形レバーが巻き戻しハンドルなのでした

最後はレンズの下部の格納レバーを抑えながら
蓋を閉めると折り畳みができます

いやはやどこをとっても面白い機構が満載です

搭載レンズは戦後すぐの銘玉 Ultron 50mm F2 で
ボケ味の滑らかさはこれまで使ったレンズのうちでも最上級のものでした

ただし先行ユーザーの誰かが シャッターチャージをしてから
速度を500分の1秒にセットするというタブーを犯したので
シャッターが不調です

まあコンパー・ラピッドという古典中の古典シャッターで
修理業者に頼めばちゃんと治りますからオーバーホールしてもらいます

相場の半値以下で落札したので
オーバーホールは織り込み済みです
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by zuoteng_jin | 2017-05-28 16:52 | NEX-7 | Comments(0)

エゾムラサキと忘れな草と恩師の没後一年

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マンションの法面です

出勤時など車でこの花を見ながら道路に出ます

5~6mmの小さな紫色の花はエゾムラサキです
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エゾムラサキはワスレナグサ属の花で
外来園芸種の忘れな草と見分けがつかないほど似ています

茎が立ち上がり 萼片が深く切れ込むのがエゾムラサキらしいです

ちなみに忘れな草の名前はギリシャローマ神話にちなむかと思ったら
そうではなくて中世ドイツの民話にちなむんですね

明日は大学大学院の恩師が亡くなってちょうど一年です

昨年はちょうど一日前に良性腫瘍の切除手術を受けたばかりで
ご葬儀に参列することはかないませんでした

そういうこともあって今日は奥様宛てに玉串料をお送りしました

改めてご冥福を祈りたいと思います
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by zuoteng_jin | 2017-05-27 17:51 | NEX-7 | Comments(0)