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2019年 12月 10日 ( 1 )

雪上ダッシュと時雨音羽スキーの歌の違和感

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信号が青のうちに渡ってしまおうとダッシュしました

寒さが厳しい日でしたので 信号待ちで立っているのも大変です

今日は日中10度の気温で ダッシュしたこの雪面もすっかり融けました

この駆け足で思い出したわけではないのですが
昔から「山は白銀~、朝日を浴びて~」のスキーの歌には
違和感を懐いています

一番の歌詞は下のようになっています

「山は白銀 朝日を浴びて
すべるスキーの風切る速さ
飛ぶは粉雪(こゆき)か 舞い立つ霧か
お お お この身もかけるよ かける」

スキーで斜面を滑り下りるのに「かけるよ かける」
はないと思うのです

「駆ける」というと「足で走る」(各種国語辞典)
どうしても足を速く動かす動作を思い出しますが
「翔ける」のほうだったら スキーのイメージになりますね

二番の歌詞にもちょっと引っかかります

「真一文字に 身をおどらせて
さっと飛び越す飛鳥(ひちょう)の翼
ぐんとせまるは、ふもとか 谷か
お お お たのしや 手練の飛躍」

ジャンプの様ですが 優れたジャンプの形容に「手練」はないなと思います
(ちなみに私はジャンプが得意種目でした)

「手練」という言葉は中国の古典にはないもので日本製漢語ですが
「熟練したあざやかな手わざ」(岩波国語辞典)というように
手の動作についていうものです

スキーのジャンプは翼にも手わざにも関係のない技術なのですよ

そんな違和感がある歌詞を作ったのは時雨音羽という
昭和前半に活躍した利尻島生まれの作詞家です(「君恋し」が有名)

時雨音羽は大正時代まで利尻島に住んでいましたが
スキーは明治末期に日本に伝わったので
北海道で経験したことはないはずです

スキーの実体験が無いということが
違和感のある歌詞を生んだ原因だと思われます
雪上ダッシュと時雨音羽スキーの歌の違和感_c0182775_1735163.jpg

使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2019-12-10 17:30 | Vitessa L SKOPAR | Comments(0)