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2019年 11月 02日 ( 1 )

桜の紅葉と白樺の黄葉とレンズの絞り羽根

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マンション徒歩3分の二里川の岸辺です

これまで主としてカエデやイチョウの紅葉黄葉を投稿してきましたが
桜の紅葉や白樺の黄葉もたけなわです
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今年は紅葉撮影に
露出計の無いレチナ IIc Heligon 50mm F2.8 レンズ付きを使いました

蛇腹カメラですから逆光フレアが出にくく
一枚一枚の葉をしっかり描写するとともに
ピントがずれた枝や葉の描写がザラつかず 画面がうるさくならないからです

なぜならレンズの絞り羽根が10枚という贅沢な作りで
光道が円形に近くなるからです
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レチナIIcよりも後の機種はすべて5枚絞りで
光道が多角形になります(下はレチナIIIc Heligon 50mm F2)
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一眼レフフィルムカメラレンズの絞りは
シャッターを切った瞬間に絞られるようになっていますから
その時にトルク負荷がかからないように
絞り羽根は5~6枚 多くて8枚が普通です

ライカ等のレンジファインダーカメラは 絞ってからシャッターを開くので
トルクを気にせず 絞り羽根を多くすることが出来ます

ライカのエルマーやズミクロンは10枚絞りです

驚くのはライカのズマリットの15枚です
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絞りの写真はすべてF5.6の状態ですが
レンズ性能を最高に生かすことが出来るこの絞り値だと
皮肉なことに光道形状が最も乱れやすいのです

それにもかかわらず ズマリットのこの円形は驚異的ですね

この初夏にライラックをズマリットで撮りました

ちなみにデジタル一眼レンズの絞りの枚数は9枚以下ですが
光道が円になるような円形絞りの高級レンズも少なくないようです

手元にはフィルム一眼レフもありますが
紅葉撮影に1954年のオールドカメラを起用する理由が
ご理解いただけたかと思います
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使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2019-11-02 17:30 | RetinaIIc Heligon | Comments(0)