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2016年 03月 24日 ( 1 )

晩冬の紫陽花とライカIIICの修理

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これを撮ったライカIIICはときどき光漏れがしました
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矢印の先の白く光っているのがそれです

シャッターは絹布の片面にゴムを引いた素材ですから
これに穴が開いているだろうと思い
オーバーホールを依頼するときに
その箇所を報告してもらうことにしました

大胆な破損なら分解しなくても分かりますが
小さな穴などは分解しないと見えない構造なのです

案の定 穴が開いており
修理業者(私のライカ修理の師匠です)から写真が送られてきました

晩冬の紫陽花とライカIIICの修理_c0182775_1718457.jpg

師匠は以下のような報告をくれました
「分解したのですが、やはりシャッター幕の状態がひどく光線漏れを
おこしてました。
それに添付の写真のように、ものすごい補修がされてました」

専門の業者から見て「ものすごい補修」のようです

オーバーホールの内容の一つに
シャッター幕交換が標準で含まれているので
まったく新しい幕に交換してくれました

それとこの機種には本来は
フラシュ同調端子はついていないのですが1950年に
フラッシュ同調端子がついた IIIF が発売になったので
一世代旧機種のこのIIICにも ライカ社は改造サービスをしたのです

晩冬の紫陽花とライカIIICの修理_c0182775_17304688.jpg

しかし 今は役に立たないフラッシュ端子は
丸で臍のように不格好ですから 私はオプションで
貼り革(グッタペルカ)を新しくして
全面をカバーしてもらいました

あ ストロボとフラッシュは全く別物で
この端子はストロボには同調しません
晩冬の紫陽花とライカIIICの修理_c0182775_17342853.jpg

かくして外観もハンサムになり
操作感も静かに滑らかに とても官能的になりました

普段使いのライカとして
永く愛用したいと思います
晩冬の紫陽花とライカIIICの修理_c0182775_17433060.jpg

使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2016-03-24 17:45 | Leica IIIC | Comments(2)