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2015年 08月 10日 ( 1 )

小堀遠州茶室八窓庵と広角レンズの歪みのこと

小堀遠州茶室八窓庵と広角レンズの歪みのこと_c0182775_1511656.jpg

中島公園にある小堀遠州の茶室です

手前の建物が八窓庵で
後ろ側は札幌でくっつけた三分庵で 遠州とは関係がありません
(ネット上の紹介は間違いが少なくないです)

作庭の巨匠小堀遠州とこの八窓庵の札幌移築や
雪による倒壊と修復などについては
我が家の窓から見えるあたりにある
井上茶店のブログに詳しく載っています

遠州は父が浅井氏に仕えていたころに生まれたので
最晩年の茶室を浅井町に営んだというのはなるほどと思いました

浅井町というのは
我が家のお米を分けてもらっている辻井農園のある町です

これはカメラに収めて報告しようと思いました

引きを充分に取れない場所で建築を撮る場合
広角レンズによる歪みが気になるものですが
Biogon 28mm は歪曲収差がよく抑えられているので
実に歪みの無い描写をしました

たとえばニコンのズームの28mm端で撮ると
樽型歪みで トラックの後扉が膨らんで見えます

小堀遠州茶室八窓庵と広角レンズの歪みのこと_c0182775_15263212.jpg

本当は下のように見えていたわけです
(補正による画質低下がともないます)

小堀遠州茶室八窓庵と広角レンズの歪みのこと_c0182775_15273817.jpg

こういう歪みはニコンズームが悪いわけではなく
一眼レフ用広角レンズの宿命なんですね

一眼レフは反転ミラーがあるから入射光をレフ出来るわけですが
その分 レンズ後端とフィルム面との距離が遠くなります

フィルム面で結像させるために
レンズ構造を複雑にしないといけません

その結果として歪曲収差が出てしまいますが
ミラーの無いレンジファンダー用のレンズは
無理のない設計が出来るので歪みが抑えられます

28mmや35mmレンズを使う場合 一眼レフよりは
ライカタイプのレンジファインダー機を使いたくなる所以です


使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2015-08-10 17:50 | Minolta CLE | Comments(2)