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旧型ライカとレンズで撮るライラックの開花

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マンション周辺のライラックが一気に開花しました

向こうの建物は駐車場ビルで
二本の杖を突いて歩く老婦人のあたりの開口部が出入り口です
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1枚目の画面を右の方に行き 遮断機の向こうが公道になります

濃い紫色はつぼみで これが開花すると桃色になりますが
その時に放つ芳香はうっとりするような甘いものです

今年はライラックをどのレンズで撮ろうかと迷いましたが
1953年製 Summarit 50mm F1.5 の
思わず手を伸ばしてつかみたくなるような描写をする
このオールドレンズにしました

ちょっと絞って撮る Summarit の描写の切れ味は抜群です

毎年この時期にライラックを撮影していますが
リアリティは今年の画像がベストです

しかし距離計窓とフレーム窓が別々の
いわゆるバルナック型ライカで撮るのはなかなか骨が折れます
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ファインダー・アイピースの右窓がフレーム枠ですからこれで画面を決め
ピントは左の窓をのぞきながら 二重像が合致するまでレンズをひねります

もちろんこのレンズにアダプターをかまして
ファインダーが一窓になったM型ライカボディで撮ることも可能です

ただ バルナックライカと Summaritの
クロームメッキの組み合わせは今でも美しいのです
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レンズ鏡胴のボディ側から2本のギザギザ環は
ピントを合わせる距離環です(環2本は独立していません)

3本目のギザギザ環は絞り環で その先に
レンズ保護のかぶせフィルターを装着しています

Summarit のガラス硝材は重く柔らかいのが特徴で
すぐに拭き傷がつくのです

この描写力を生む秘密がこのガラス硝材なんですね

ただ特殊な口径なのでこのレンズに合うフィルターは入手困難です

幸いに数年前に純正のかぶせフィルターを入手しました

本機はさらにその先端にたまたま手持ちの
46mm径の汎用フードをはめています

フードは本来はネジ込みなのですが
何と かぶせフィルターにぴったりはまって
あつらえたように 脱落の危険はありません

そんな手間のかかる機材で撮ったライラックですが
写りには期待通り満足しました
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Leica IIIF(1950年製)+Summarit 50mm F1.5
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by zuoteng_jin | 2019-05-18 17:30 | Leica IIIF | Comments(0)
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