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建築工事の始動と令和の出典は張衡「帰田賦」であること

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札幌の雪も融けて戸建ての建築工事が始まりました

この辺りの戸建て住宅は築三十年を越えましたから
取り壊して更地にして新築工事の世代交代が進んでいます

今日一日は令和の件で鬱陶しい一日でしたが当分続くのでしょうか

令和の出典は
万葉集巻五歌番815~846「梅の歌三十二首」の序に
天平二年正月十三日に宴会を開いたと言って「時に初春の令月にして、
氣淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫ず」
とある「令月」「風和」の語にもとづくとしています

しかし万葉集の言葉は中国の古典から借りてきたものが多く
ここは後漢の張衡「帰田賦」が出典です

張衡(78年-139年)は後漢のいわばダビンチのような才人でした

宮廷で重きをなしていたのですが 時の宦官の専横に我慢できず
気象庁長官の職をを辞し
趣味の生活を堪能できる地方に下ったのでした
(辞めたのと辞めさせられたのとは違いますが
私には前川喜平氏と重なります)

その時の心境を「帰田賦」に述べたのですが
辞職したのは春二月であったことを
「世事とともに長く辭す。是(ここ)に於て仲春令月、時 和ぎて、氣 清めり」
と書いています

下の画像は万葉集の出典がたくさんある『文選』のなかの「帰田賦」です
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この本は350年前に刊行された原本ですからシミがあったりしますね

この句から万葉集は表現を借りたのですが
「令月」を「二月」の意ではなく「よき月」ぐらいの意味にして使っています

まあ『文選』の注釈にも「よき月」だというあり
その立場の解釈を採ったわけですが

それにしてもマスコミは万葉集とだけ言って
中国までさかのぼらないようにしていますが
中国が出典だと言うと官邸にいじめられるのではないかと
私は忖度しています
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by zuoteng_jin | 2019-04-01 18:01 | Yashica Electro 35GX | Comments(0)
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