テニスシーズンの終わりと「健全な精神は健全な肉体に宿る」

c0182775_17111850.jpg

札幌では屋外テニスのシーズンは終わりです

私も14年前までは 暇があればテニスコートに立った口でしたが
直腸全摘手術の後はまったくやっていません

術創が速やかに塞がれば復帰したのでしょうが
私の場合 傷が塞がるまで 術後3年半もかかりました

それだけコートを離れると
もうラケットを振る気にもなれないというものです

まして今は 脳出血の後遺症で身体の制御がおぼつかない身です
カメラ散歩が関の山ですね

こういう身体になってみると
「健全な精神は健全な肉体に宿る」
という成句にはちょっと待ってくれと言いたくなります

私の身体はまごうかたなく不健全な肉体ですが
私には健全な精神は宿らないのでしょうかね

ただしかしこの成句の出所ローマの詩人ユウェナリスの『風刺詩集』では
ちょっとニュアンスが違うらしいです

本来は「健全な精神は健全な肉体に宿る」ではなく
「健全な精神が健全な肉体にあるように祈られるべきである」

あれもこれもと贅沢な望みを神に希求するのではなく
せめて健全な身体と精神ぐらいに押さえておきなさい
という意味らしいです

ネット上にはその誤解をあげつらう指摘があちこちにありますが
一知半解で誤解に誤解を重ねるようなのもあります

もとはラテン語ですからラテン語研究者の話を聞くのが良いでしょう

山下太郎のラテン語入門」というサイトに詳しい説明があります

もっとも私だって身体が不自由にならなかったら
「健全な精神は健全な肉体に宿る」について
何の疑問も抱かなかったに違いないのですが
c0182775_18101867.jpg




Retina IIIc Xenon(1954年製 露出計移植と修理・前蓋交換 シャッター絶好調機)
c0182775_1505241.jpg

by zuoteng_jin | 2018-10-29 17:23 | RetinaIIIc Xenon | Comments(0)
<< ヴィトンに無造作に突っ込んだ本... 地域スポーツクラブ少年野球と学... >>