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老老介護と脳卒中五年半後の状態

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マンションの入り口です

奥さんの方は私と同じように左片麻痺で杖を突いています

しかしこうして歩いて外に出られるのは何よりだと思います

突き当たり近くにあるこのムラサキツツジも
お二人を見守っているに違いありません
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私の脳出血は発症以来5年半たちました

脳卒中は(1)脳血管の外科処置に集中する「急性期」のほぼ二週間
(2)リハビリで機能回復の訓練をする「回復期」の最長半年間
ここまでは病院治療で(言い換えれば健康保険がきく治療)
その先は(3)回復した機能を維持する「維持期」になりますが
こうなると健康保険の適用はなく 在宅療養ということになります

つまり維持期になると 病院でも面倒を見なくなるし したがって
リハビリ訓練の理学療法学でも作業療法学でも
教科書には具体的なことが何も書いていない
大学の研究者も研究対象にしていない
という環境になります

今の身体の状態はどうかというと
発症後半年一年後のころに比べて 楽になったとは言えません

半身まひになると脳からの情報が遮断されるので
「不随意筋」を全方向に引っ張って身体のバランスをとっている筋肉が緩んできます
ただ 発症後二三年は筋肉自体がまだ記憶で緊張を続けてくれるのです

しかしその後だんだんに筋肉の記憶が薄れて引っ張りが緩み
つまりは全身の左右バランスが崩れてきます

そういう状態で行動すると疲労感が並大抵ではありません

この三年来 リハビリ散歩の距離が無意識に短くなってきました

これが随意筋であればトレーニングも意味があるのですが
不随意筋であるだけにどうすれば改善できるのか
恐らくその研究は未開拓であると思います

7月になると勤務校の理学療法概論でゲスト講師をやりますが
教科書にない維持期の研究が必要ですよとアピールする予定です
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Agfa Optima 1535(1979年製)

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by zuoteng_jin | 2018-05-25 17:37 | Agfa Optima 1535 | Comments(0)
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