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冬の落し物とレチナ5台のシャッタースピードランキング

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雪が消えてくると落し物が雪の下から出てきます

これも積雪地帯の春のお約束です

撮影機材のHligonレンズ付きレチナIIIc は
露出計を自己分解修理したものですが
ちゃんと適正露出を示してくれて頼もしい相棒になっています

その修理ために部品取り目的で安く手に入れたXenon付きレチナIIIc は
いじくっているとシャッターのキレが実に小気味よいのです

私の手持ちのレチナは 右の方のカテゴリに並べてありますが
部品取り以外に 4台あります
(部品取りのつもりで入手して再生したものもあります)

ファインダーの見え方などを別にするとシャッターの切れ方は
昔 修理業者がオーバーホールした時にシャッタースピードをチェックして
この機種としては抜群に正確ですと太鼓判を押した IIIC Xenon 付きと
同じ程度の感触なのです

ただ感触はあくまでも感触に過ぎないので
この際 部品を取ったIIIc Xenon 付きと合わせて
すべて5台のレチナのシャッタースピードを点検してみたいと思いました

そこでヤフオクで下のような新品の
シャッタースピードチェッカーを入手しました
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左の黒い懐中電灯のようなのが赤外線光源です

赤外線がチェッカー本体にまっすぐ届くように
ベージュの光源ホルダーに差し込みカメラボディに装着します

ホルダーは各種ボディのレンズマウントごとに作られています

カメラ後部に装着したのが(押し付けているだけですが)
チェッカー本体です

チェック結果は一眼レフの場合 下のように表示されます
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500分の1秒を測定した結果ですが
Bはシャッターの開き始め Cは中央部 Lは閉じる寸前
それぞれの位置のスリット(開口部)の移動速度を示します

ただ レチナのようなレンズシャッター形式の場合は
中央部だけを測定します(チェッカーが勝手にやります)

レンズシャッターというのはたとえば5枚の羽根が下のように動作します
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右から見ても左から見ても構いませんが 中央のように全開して写る仕組みです

レチナの場合一眼レフのようなレンズマウントが無いので
光源ホルダーがありませんから
ほかのホルダーを利用して手持ちで測定しました

さてチェック結果ですが以下のようになりました
(数値はそれぞれ数値分の1秒ということです)

機種  レンズ   500  250  125  60  30
IIIC Xenon F2    412  200  102  52  27
IIIc Heligon F2   374  162  84  48  28
IIIc Xenon F2   275  174  80  45  31
(IIIc Xenon F2)   397  245  133  70  40
IIc Heligon F2.8  375  211  94  44  26

驚いたというか やっぱりかと思ったのは
カッコつきで示した部品取り機材の測定結果です

私の私感精度ランキングはこんな具合です
(IIIc Xenon F2)>IIIC Xenon F2>IIc Heligon F2.8>IIIc Heligon F2>IIIc Xenon F2

こんなに優秀な機械式レンズシャッターは奇跡に近いです

この優秀機材を活かさない手はないですね

近いうちに再生機材のIIIc Xenon から露出計を
部品取り機材に移植する予定です
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Retina IIIc(セレン露出計自己分解修理機)

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by zuoteng_jin | 2018-03-26 18:45 | RetinaIIIc Heligon | Comments(0)
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