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声明(しょうみょう)レクチャーコンサート

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10年前に前任校で実施した仏教音楽を中心にしたコンサートです

「仏教声楽に聴く漢字音」という大きな国際シンポジウムを主催しました

この画像は同じ「般若心経」を
天台宗の呉音・韓国語・黄檗宗の宋音・中国語
それぞれで読誦してもらったときの黄檗宗の皆さんです

さらには同じ「大悲心陀羅尼」を
真言宗の漢音・韓国語・黄檗宗の宋音・中国語
それぞれの読み方で読んでもらいました

日本では宗派によって少しずつ読み方が異なりますが
韓国語でも中国語でも全国で同じ発音で読み
方言で読むこともないとのことでした

私は 北京のお寺でも広東のお寺でも共通語で読むのかと聞きましたら
お寺で読経の教育はせず全て共通語の「仏教学院」で教育するから
中国全土で共通語で読むのだと答えてくれました

むしろ逆に 中国と韓国の僧侶たちが 同じ日本の僧侶でありながら
日本では響きのはっきり異なる読経をしていることに目をむいていました

このコンサートではもう一つ十二世紀初め 平安時代に行われた
「管弦法要」の画期的な復元演奏がありました
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復元作業を行い 自ら演じてくださったのは
左端におられる真言声明(しょうみょう)の第一人者・新井弘順師です

会場は平安時代の法要もかくやと
1000年前の管弦の響きに耳を傾けました

このシンポジウムを思い出したのは
先日来立て続けに葬儀の導師を勤めた檀那寺の僧侶が
真言声明の名手であって 武道館での演奏会にも参加した経験がある
そう聞いたことがあるからです
(若いころはロックバンドに明け暮れた由)

先週は副導師が年配なので読誦にいま一つ精彩を欠きましたが
今週の副導師は導師に勝るとも劣らぬ美声でしたので
ふたりの読誦が大変見事な響きを聞かせてくれました
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Minolta XD(1977年製)

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by zuoteng_jin | 2018-03-15 17:30 | Minolta XD | Comments(0)
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