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ハロウィーンとプロ野球球団と鉄道事業

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21世紀になってにわかに流行りだしたハロウィーンも定着しましたね

収穫祭などとは縁のない若者たちが
仮装してバカ騒ぎが出来るのですから
この勢いはますます盛んになるように思います

ところで日本ハムファイターズは食品会社が親会社になっているように
最近は食品やIT企業が目立ちます

私たちが子供のころ今の2リーグ制12球団になったのですが
1960年代の球団は以下のようでした(括弧内は親会社)

セリーグ:
読売ジャイアンツ・中日ドラゴンズ(以上報道)
阪神タイガース・国鉄スワローズ(以上鉄道)
大洋ホエールズ(食品)・広島カープ(親会社なし)

パリーグ:
阪急ブレーブス・南海ホークス・東急フライヤーズ
西鉄ライオンズ・近鉄バファローズ(以上鉄道)
毎日オリオンズ(報道)

何と鉄道事業が半数以上だったのです

石井研堂『明治事物起源』の「野球の始め」には
明治4年に鉄道技術研修のためにアメリカに渡った平岡煕が
明治6年に帰国した際に わずかな野球用具を持ち帰り
鉄道局公務の余暇にアメリカで覚えてきた野球を広めたとあります

その後 鉄道関係者のチームが主体になって
交流試合が全国的に広がった由です

なるほど 鉄道事業が親会社のプロ球団が多かったのは
そもそも 鉄道マンによって輸入されたからなのでした

車社会になって鉄道が苦しくなり
球団経営から手を引いてきたのが今の姿ですね
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by zuoteng_jin | 2016-10-31 18:03 | Contax T2 | Comments(0)
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