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明治の開拓小屋

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開拓民の小屋はこんな風だったそうです

開拓使庁舎は立派でしたが 粗末な草屋根・草壁が普通だったようです

私の祖母が明治30年代後半に北海道に来た時には
こんな小屋だったそうです

いつでも脱出する機会をうかがって
風呂敷包みひとつを引き寄せては
出口のムシロ戸から沖を通る船を見ていたと聞きました

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このムシロ戸を見ると
まだ初潮を見る前に嫁として北辺に連れてこられて
沖の船を見ていた少女がどんな思いだったか
つくづく想像の域を越える感じがします

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内部は簡単な廬があるぐらいで 台所なんてものもありません

松本十郎が書いた北海道の稲づくりの祖・中山久蔵を励ます文にこうあります

「莽屋(ボウオク)を結ぶと雖も又た四壁無く
其の蘆箕(ロキ=草壁) 聊(わづ)かに風雨を拒ぐのみ」

こんな小屋よりもいっそう粗末だった様子がうかがえます

ところでこの開拓小屋の復元展示は
テーマパーク「開拓の村」の一番奥にあります

したがって見に来る人もほとんどありません

立派な開拓使庁舎もけっこうですが
北海道はここから始まったということを示すためにも
この開拓小屋は入り口近くに展示するべきだと思いました
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Leica M7

by zuoteng_jin | 2016-10-04 18:19 | Leica M7 | Comments(0)
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