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道立博物館と亡母五年祭と定信公旧蔵書

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昨日出向いた道立博物館前です

今日は新札幌のホテルエミシア(旧シェラトンホテル)で
亡き母の五年祭がありました

きのう大谷地神社の写真を掲げましたが
ここの神主さんに朗々とした祝詞をあげてもらいました

かつて甲子園でベストエイトに進んだ球児で
捕手でしたからよく通る声は折り紙付きです

兄弟姉妹全員そろう貴重な機会でもあり
式後ゆっくりと会食して滞りなく済みました

ホテルエミシアの催事担当部門は
たいへん行き届いたマネジメントで
営業連絡なども北海道離れをした早くて確実なものがありました

この部門は東京本社の営業ですから さすがと思われました

ところで昨日触れた松平定信公の旧蔵書は
次のようなものです

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「白河」は定信の印 「桑名」は松平家の印
「立教館/図書印」は桑名藩校の印
「楽亭文庫」は定信の文庫印だそうです

この本は17~18世紀の唐本ですが
残念ながら刊行情報があまりよく分からない俗本です

サイズも22cm×15.5cmで
日本にはほかにこんな小さい本は見当たりません

下は1653年に江戸幕府の学問所で出した官版ですが
こちらの方が大きくて立派なのは(27cm×19.3cm)
李氏朝鮮の本を下敷きにしているからです

朱子学の導入が李氏朝鮮経由であることは定説ですが
こんなところからもよく分かりますね

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Minolta CLE

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by zuoteng_jin | 2015-10-04 18:34 | Minolta CLE | Comments(0)
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