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9月3日のナナカマドとローライ35の内部反射

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色づき始めたナナカマドの向こうはひいきのお蕎麦屋さんです

お蕎麦をいただいてお店をでる時
次回は新蕎麦を召し上がっていただきますね
というお話がありました

味覚の秋です

先ほど息子の嫁さんの実家が
趣味で作っているトウキビをいただきましたが
いや~ 店で買うものと違って甘いトウキビでした

ところでこの写真のナナカマドは
樹頂のあたりを焼き込み操作しています

現像しただけのものはこんな具合です

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上から霧が降ったようになっているのは
カメラの内部反射によるものです

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ドイツ製ローライは
レンズを沈胴させるガイドレールが強く反射します

レールはアルミニュームでできていて
ここにレンズ鏡胴を滑らせるうちにペイントが剥げて
反射防止効果が失われます

もともとのペイントの性質やらレールの形状が良くないのでしょう
「ローライ35 内部反射」で検索すると
ドイツ製ローライの内部反射に我慢がならず
5台のドイツ製を手放したというツワモノがおられました

のちにシンガポール製になったローライは
これほどひどい反射は起こしません
(なにがしかの改良があったのかもしれません)

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レンズ自体の性能は私には見分けがつきません
どちらもさすがテッサーという描写をします

だったらシンガポール製が良さそうですが
ドイツ製はファインダーの出来がすばらしく
シンガポール製になってプラスチックレンズを入れたために
曇りが出やすく清掃も効果がなくなりました

この2台のファインダーの見えかたは嫌になるほど違います

ドイツ製ファインダーブロックをシンガポール製に積み替えるのは
大きさが合わず ねじ位置が異なるので出来そうにありません

結局 ドイツ製のレールの反射を低減する対策が必要です

ちょっとやりましたが 厚さ0.6ミリの植毛紙だと
厚すぎて沈胴ができなくなります
0.3ミリ以下にしないといけないようです

そこで0.26ミリの黒い布テープを調達しているところで
対策ができたらまた報告しましょう

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Rollei 35 Germany 2 

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by zuoteng_jin | 2015-09-05 17:08 | Rollei35 Germany 2 | Comments(0)
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