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日だまりの亭

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2年前の今頃現像した散歩写真です

撮ったのは3年前の11月頃かもしれません

今日も風は冷たいですが
日差しはこの写真のように充分にあります

今日は昨日のセンター試験の漢文問題の分析を行いました
無理のない妥当な問題でした

毎年この分析に基づいて
三省堂さんが『漢辞海』の販促資料を作ります


ところで 昨日 元横綱大鵬関が亡くなりましたが
脳梗塞を発したのが37歳なんですね

その後 左半身不随に近い身体で生きてきた訳で
四肢の動く私など遥かに楽なものです

大鵬親方の還暦土俵入りの写真を見て息を飲みました
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(リンク切れのためダウンロードした画像を掲げます)

この土俵入りは後遺症のため四股が踏めないので
型だけだったのですが 左手を見てください

腹部の皮膚を強くつまんで
左手がだらりと下がらないように支えているのです

マヒがあると 腕や肘を中間位置に保持するのが困難です
しかし握力は存外落ちません

それで皮膚をつまんで型を作ったわけですが
私も左片マヒを患っているからこそ気がつきました

後遺症を抱えつつ生きる凄まじさに
私は胸を突かれました

by zuoteng_jin | 2013-01-20 16:57 | Minolta HIMATIC 11 | Comments(2)
Commented by たきた at 2013-01-21 01:22 x
元大鵬関とは北海道出身ということでも先生と共通点がありますね。貧しさと苦労を知っているからこそ、慈善にも熱心に継続的に取り組まれて、日赤の献血車大鵬号は70台も寄付し続けたとのこと、驚きました。病気や後遺症に負けず、自分にできること、自分でやるべきと思うことをやる強さも共通点ですね。
Commented by zuoteng_jin at 2013-01-21 07:08
大鵬さんは私たち団塊世代みんなのあこがれでしたが、北海道出身のヒーローとして道産子にはもうひとつ特別な存在でした。親方は色んな意味で高く大きすぎて、共通点など夢にも考えたことなどありません。しかし、脳卒中と闘う身になってみますと、横綱と序ノ口の対戦程度ですが、ちょっとだけ同じ土俵に上った感じがします。胸を借りてみます。
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