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我が病床六尺

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これが約1ヶ月寝起きしているベッドです

ベッドサイドにテレビ台兼キャビネットがあります

テレビはプリペイドカードを買って視聴するのですが
私は一度も見ませんでした

左手前に以前は車椅子がありましたが
それは返却してパイプ椅子に代わりました

外の景色は全く見えません

子規の病床六尺は
「鶏頭の十四五本もありぬべし」
と詠んだのが果たして実景かどうか
ずいぶん議論があるようですが
私のベッドからは何も見えないので
「ありぬべし」は本当に推測になります

この病床六尺に 昨日
大学の職員が見舞いかたがた
私が仕切らなくてはならない会議の資料を持って来ました

実は今日の午前中は全身を使うリハビリで
お昼には眠くなるほど疲労感があったのですが
会議資料を読んでいるうちに
不思議なことにシャキッとしてきました

こういう娑婆の風を吹き込む見舞いも悪くないです

by zuoteng_jin | 2012-12-21 18:33 | NEX-7 | Comments(2)
Commented by たきた at 2012-12-23 20:34 x
サバティカル中の僕も、ちょうど今シラバス執筆の最中です。娑婆の風が吹き込んできて、研究への集中力が乱されて、新年度の準備をしなければならないという気分になります。「わろし」という感じをうまくぬぐえません。

正岡子規が病床で書いたエッセイは僕も好きで、だいたい全部読みました。唯物論的な思考と存在論的な不安が融合して、壮絶さがありますね。それでも残るユーモアがすごいなと思います。
Commented by zuoteng_jin at 2012-12-24 07:30
確かに、子規の一連の闘病エッセイは病を感じさせぬどころか、子規を中心にした宇宙を感じさせます。子規がいま闘病生活していたら、twitterもfacebookもblogも総動員して、闘病ネットワーク活動を展開したのではないかと想像します。

考えてみると、子規の場合は病床六尺に娑婆の風が吹き込んだのではなく、病床六尺から娑婆に向けて子規宇宙風を吹き込んでいたのですね。そう思うとまた読み返したくなってきました。
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