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地下通路

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ワルシャワ中央駅近くの地下道です
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反ナチス運動のワルシャワ蜂起を描いたワイダの「地下水道」を見る予定が
津波・原発の現実に魂消て まだそれを果たしていません

上のコマは単なる地下通路ですが
ああ「地下水道」を見る予定だったと 思い出しました

* それにしても福島原発の汚染水漏れ対策
新聞紙・おがくず、それに高分子ポリマーって要するに生理ナプキンの材料
そんなものをパイプに詰めて流水を停める戦略だなんて
素人の考えそうなことです

「科学技術」など イザというときには
からっきし役に立たないものだとさとりました

by zuoteng_jin | 2011-04-03 21:15 | Bessa R2A | Comments(2)
Commented by shijing_haozhao at 2011-04-04 01:41 x
ワイダの『地下水道』、もうずいぶん前に観たのですが、あのラストシーンが忘れられません。富山でも『地下水道』と『誰がために鐘は鳴る』の二本立ての上映があったのですが、Xiaoyuさんも同じときに観ていらしたようで、『誰がために鐘は鳴る』のイングリッド・バーグマンの話ばかり僕がするものだから、「お前なぁ、『地下水道』も一緒に観てるのに、そんな甘い話ばかりできるなぁ。」と言われたのも忘れられません。

確かに安全だ!安全だ!とおっしゃっていた原発の「科学技術」がいざというときには「想定を越えた地震と津波で・・・」などという弁解にはあきれますが、この際、素人の考えそうなことであっても生理ナプキンにも使われている高分子ポリマーが活躍してくれて、汚染がひとまず止まるのなら、と願わずにはいられません。

今日の写真も昨日の写真もそうですが、ポーランドのなにげない日常の写真もいいですね。ショパンもコペルニクスもキュリー夫妻も、それからもちろんポーランドの人もなんだかすこし身近に感じつつ楽しませていただいています。
Commented by zuoteng_jin at 2011-04-04 20:52
shijingさんコメントありがとうございます。
「地下水道」を見た後の xiaoyu さんとのやりとり、さもありなんと眼前に髣髴とします。xiaoyu さんの面目躍如ですね。

東電さん、今度は安全基準値の100倍の濃度で汚染水を海に放出する由です。もはや風評ではなくて、観測事実として近海物の海産物は敬遠せざるを得なくなりました。

手術跡からの出血とリンパ液の流出を受けるため、生理用ナプキンには3年半のあいだ毎日お世話になりました。その吸水性がいかに優れているか身をもって知っているわけですが、なんだかねぇ。

ポーランドの写真はつい観光旅行になっていました。今後は日常写真が中心になるはずです。どうぞよろしく。
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