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講義室

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ポーランドの二大学における特別講義が終わり明日帰国となりました

これはクラクフのヤギェウォ大学で講義した大学上院ホールです

1800年代の建物で このホールは理事会などに使われるのだそうです
壁に歴代の学長の肖像画がかざってあります

ドアのところにいるのが日本語学科長のフシュチャ博士です
(ワルシャワ大学の教授も兼任です)
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これはワルシャワ大学のなかにあるカジミエーシュ宮殿です

この建物の1階で講義しましたが(東洋学部がそこにあるのです)
壁面のレリーフとプレートでおわかりのように
ショパンが1817年から1827年まで
つまり8歳から18歳まで暮らした家でした(2階の一部)

ショパンがワルシャワで暮らした家は3か所ですが
ここだけがドイツ軍の破壊を免れて残ったそうです

最初のサクソン宮殿は破壊されたままで
ポーランド出国前に暮らしたチャプスキ宮殿は
ドイツ軍に破壊されましたが再建されました

それにしても ショパンの旧居で二日間にわたり
大学院生に講義できるとは考えてもいませんでした

帰国したら これまでさんざん聴いてきたショパン曲の一音一音が
きっと異なった響きに聞こえるに違いありません

by zuoteng_jin | 2011-03-06 05:09 | DP2S | Comments(2)
Commented by shijing_haozhao at 2011-03-06 23:54 x
ポーランド速報シリーズ。楽しませていただいています。当たり前といえば当たり前ですが、東欧、ポーランドにはポーランドの色というか空気感がありますね。いいです。それにしてもどの建物の壁が厚そう。
Commented by zuoteng_jin at 2011-03-07 20:48
shijingさんコメント多謝です! 東欧の建物の壁、確かに厚いです。コンクリートではなく石ですからね。路面だって石畳なんで、今回はしっかりした靴でしたが、雪駄では歩きにくいです。
ところでポーランドはポーランドでも、クラクフとワルシャワは大違いで、別の国かと思うほどです。Leica の故障で調子が狂い、その違いが捉えられたとは思いませんが、この先もご覧くだされば幸いです。
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