タグ:Sony E 50mm F1.8 ( 50 ) タグの人気記事

VITO III の愉快な操作

c0182775_1452227.jpg

今日は1950年製蛇腹カメラ VITO III の操作を書きます

前蓋を開けてレンズを引き出す必要がありますが
蓋には指かけがありません

底面のプレート右にあるボッチを押すと蓋が開きます
c0182775_1493137.jpg

ボッチを押すと丸い距離計窓の下の爪が左にずれて
前蓋が外れる仕組みです

フィルムを入れますがそれはごく普通の操作で済みます
c0182775_14211183.jpg

日本のカメラと違って遮光スポンジは使ってないので
経年加水分解によるトラブルはありません

フィルムを入れてから 古いカメラは
自分でフィルムカウンターをリセットします

たとえばライカは巻き上げ軸の外周にあるリングのボッチを押さえて回し
数値を初期化するわけです
c0182775_1418349.jpg

VITO の場合は巻き上げ軸の下に数値を刻んだリングが見えます
c0182775_14232528.jpg

ところがライカのようなリングを回すボッチがありません
手でこすっても到底動くものではありませんでした

押してもダメなら引いてみな 巻き上げ軸を上に引っ張り上げました
c0182775_14475488.jpg

カウンターリングの上側にギザギザが刻んであるので
ここに指をかけてリングを回し
数値をリセットしてやるのでした

ファインダーをのぞきながら二重像合致でピントを合わせますが
ふつうはピント調節のリングやレバーはレンズの周囲にあります

フォクトレンダーのカメラはそうはいきません
c0182775_14363143.jpg

画面右上のリングは普通はフィルム巻き戻しですね
しかしこのカメラはこのリングがピント合わせなんです

それを回すと
レンズ下部の前蓋裏の左右にあるレールをたどって
レンズが前後してピントを合わせるのです

むかし学級写真などを撮ってもらった蛇腹暗箱のような塩梅で
カメラのいかにも原始的な動きを見ると感動します
c0182775_1450721.jpg

距離計指標はふつうレンズ周りにあるものですが
これは距離リングの下にあり こんなのは初めて見ました
c0182775_14544133.jpg

レンズの周囲にシャッター機構があります(通称レンズシャッター)

まずシャッタースピードリングを回して速度を決めます(三角マークに合わせる)

次にシャッターが切れるようにレバーでチャージしますが
レバーが上の写真の位置にあるものを右回りに回転させて下の写真の位置にします
c0182775_152971.jpg

500分の1秒以外の速度の場合は先にチャージしてもかまいませんが
500分の1秒にかぎり速度のセットをしてからチャージしないといけません

絞りはシャッターチャージレバーのさらに本体側にあるリングで合わせます

最後にフィルム巻き上げリングを回転させてシャッターボタンを押します

シャッターが切れるとシャッターチャージレバーは元の位置に戻ります

フィルムを撮り終えると巻き戻しですが
この機種は巻き戻し軸がピント調節リングになっていました

しかしそのリングをよく見ると下のようになっていて
気になる「←」とボッチがあります
c0182775_15303093.jpg

そこでボッチを矢印の方向にずらすとレバーが立ち上がりました
c0182775_15331031.jpg

この半円形レバーが巻き戻しハンドルなのでした

最後はレンズの下部の格納レバーを抑えながら
蓋を閉めると折り畳みができます

いやはやどこをとっても面白い機構が満載です

搭載レンズは戦後すぐの銘玉 Ultron 50mm F2 で
ボケ味の滑らかさはこれまで使ったレンズのうちでも最上級のものでした

ただし先行ユーザーの誰かが シャッターチャージをしてから
速度を500分の1秒にセットするというタブーを犯したので
シャッターが不調です

まあコンパー・ラピッドという古典中の古典シャッターで
修理業者に頼めばちゃんと治りますからオーバーホールしてもらいます

相場の半値以下で落札したので
オーバーホールは織り込み済みです
c0182775_1894787.jpg
by zuoteng_jin | 2017-05-28 16:52 | NEX-7 | Comments(0)

夕照と脳外科定期検診と今年の漢字という愚挙

c0182775_16141137.jpg

日没前の窓外です

大雪は一息ついて 戸建て住宅の西側に夕日が照っています

遠くの山は恵庭岳ですね

今週週末は東京出張があるので 今日の晴れ間を幸い
脳外科の定期診断に行ってきました

待合室で何と昨日ちょっと書いた焼肉屋のご店主に会いました

もと北海高校の野球部員だったほどのスポーツマンですが
7年前の未明にトイレに起きた後に脳出血に見舞われ
歩いても7~8分のこの脳外科に救急車で運ばれたそうです

左の足首が今でも動かないほど後遺症は重かったらしいですが
動かなかった左手も懸命なリハビリの成果があって
肉を切るのが可能になったそうです

待合室ではお互いに 仕事をすることが最高の薬ですねと
深く意気投合したことでした


ところで今年の漢字というのが「金」となった由ですが
一年を漢字一字で表すなんて馬鹿馬鹿しいことは
いい加減にしたらどうかと思っています

マスコミがいかにももっともらしく取り上げるのが常ですが
こんなに社会を単純化して見せるのは 愚民化も甚だしいです

こういうのも社会の同調圧力の肥大化に力を貸すことになるので
いつも嫌~なイベントだと思っています

かつて日本を代表する低能首相が
今年を一字で表すと? と聞かれて「責任です」と
真顔で答えたことがありましたね

一字も二字も区別できない首相です
c0182775_20123413.jpg
by zuoteng_jin | 2016-12-12 17:11 | NEX-7 | Comments(2)

札幌の大雪と首都大学東京の失敗

c0182775_14415025.jpg

今日の札幌は大雪です

ベランダから向こうの高速道路を見ると
通行止めになって除雪車だけが通って行きます

四五日前に 母校であり かつ元の勤務校だった東京都立大学から
同窓会報が送られてきました

東京都立大学は11年前に大改革があって
首都大学東京という名の別物に変わりました

それは都立大学で三年以上かけて練り上げた改革案を
慎太郎が一夜に握り潰し
取り巻きだけで作った案を強引に押し付けたものでした

人文学部・法学部・経済学部・理学部を都市教養学部としてくくり
取り巻きが旗を振った工学部は もとの技術短大を巻き込み
大々的に拡張されました

ひいき目を差し引いても人文学部・法学部・経済学部・理学部が
都立大学の看板で 学界の評価はゆるぎないものがありました

それらを学部の理念も何もないものに貶めたのです
それに耐え切れず 私は辞職しました

その後の経過は劣化の一途でしかありませんでした

それで今度の同窓会報を読むと平成三十年から
都市教養学部をもとの人文学部・法学部・経済学部・理学部に戻すというのです!

慎太郎の強権発動で改革した大学は
十年で失敗したことが明確になったということです

世間では首都銀行東京の失政がよく話題になりますが
大学潰しの失政も慎太郎の罪だと思います

しかしこの十年で失ったものは この先五十年かけても
戻るかどうかだと 私は思っています
c0182775_20123413.jpg
by zuoteng_jin | 2016-12-10 17:38 | NEX-7 | Comments(0)

漢辞海第四版と新しい出発

c0182775_17342366.jpg

日曜日にホクレン直売所に来て帰る人たちです

暖かな日だったので自転車は気持ちがよいでしょうね

今日の札幌は気温3度まで下がって
今にも雪になりそうですから
自転車の季節はそろそろ終わりです

「漢辞海」第四版の見本が届きました

c0182775_17414446.jpg

シンプルな装丁で格調は高いですが
少々取りつきにくいような感じがします

「累計販売部数100万部突破!」
というキャッチフレーズがまぶしいです

実物を手に取ってみると
そうそうこれを解説しておきたかったと 満足もしますが
今度はこの方面の点検総ざらいが必要だなぁ
そういう思いも湧いてきます

そう これから第五版へ向けての新たな出発です
c0182775_18101867.jpg

使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2016-10-20 17:58 | Yashica Electro 35GX | Comments(0)

中国の中秋月餅と休み明け留学生の土産の羔点

c0182775_17201653.jpg

中国では中秋となると月餅の贈答で盛り上がります

これは92年の中秋で友人が月餅を買っているところです
(ネガが古いのでカラーバランスがおかしくなっていますね)

このひと箱を買うのにもずいぶんこだわって
15分ぐらいあれこれ店員とやり取りしていました

月見には外に繰り出します

c0182775_1727357.jpg

この日は杭州の西湖の北側の
葛嶺という小山の上で月待ちをしました

そんなことを思い出したのは 今日から始まった授業に
いったん帰国していた交換留学生が帰ってきて
お土産を持ってきてくれたからです

c0182775_17321746.jpg

酥脆羔点という純中国スィーツで かなり甘い焼き菓子です

皮がボロボロですが 漢民族はこのボロボロサクサクが
ことのほか口に合うようで
「酥脆スーツェイ」とか「脆ツェイ」いうのが
美味の表現になっています

モチモチがもてはやされる日本とは正反対です

ちなみに蘇州式月餅というのは
このボロボロの皮が固くしまった感じで あまり甘くなく
日本で普通のネットリした皮の甘い月餅は
広州式月餅と言っていました

授業は半分以上は中国からの留学生ですから
日本語の話をすぐに自家通訳でやるという忙しさですが
こういう食べ物でちょっとだけ漢民族の感覚を注入するのも
この際必要なのかなと思った講義初日でした


使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2016-09-29 17:55 | Contax T2 | Comments(0)

バーベキューと道央道渋滞

c0182775_20213539.jpg

大谷地神社の境内でバーベキューが始まりました

「楽しそうですね写真撮らせてください」
そうお願いすると
「どうぞどうぞ 一杯やっていきませんか
焼けたから食べてけばいいしょ」

全然知らない方々ですがそう誘ってくれました
みなさんとてもいい笑顔ですね

残念ながら辞書校正の仕事が次々とメールで入っているので
今日は匂いだけいただいて帰りますと
匂いと気持ちをいただいてきたのでした

気晴らしに散歩に出て
こういうやり取りができるだけでも楽しいものです

今日は朝から流石に下り方面の高速道が渋滞しました

c0182775_20171263.jpg
       NEX-7 ↑

手前の下り坂は一般道の札幌新道で 渋滞しているのが
札幌から恵庭千歳方面に向かう道央自動車道上り線です

反対車線は逆に札幌方面に向かう下り線ですが
こちらはずいぶんガラガラです

こういう状態が午後1時ごろまで続きました

憲法記念日ですが 私は変えるべきところは変えてもいいと思います

しかし今の政権の下で変えられるのはごめんです

今の自民党政府の体たらくの元凶は
政治家の世襲にあるのがはっきりと見えています

税金を納める主権者としては
国会議員が三世代続く世襲を禁ずる条項を
憲法に盛り込んでほしいです
c0182775_20341525.jpg

使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2016-05-03 20:41 | Agfa Optima 1535 | Comments(0)

64年前の放射能レンズの描写

c0182775_12112748.jpg

1952年製のレンズを入手しました

沈胴ズミクロンはライカ IIIF の時代のレンズですから
それにつけてもいいのですが IIIF にはエルマー3.5がつけてあります

それでアダプターを介して BESSA R2A につけてみました

R2A のメーカーのコシナの注意書きには
自社製以外の沈胴レンズは故障の原因になるので
装着しても沈胴させるなとありました

確かに沈胴エルマーはシャッター幕を突いてしまうのでダメですが
沈胴ズミクロンは問題ありません

シャッターを開けっ放しにし
慎重に沈胴させて裏から内部を観察しましたが
十分余裕をもって沈胴可能でした
(もちろん自己責任ですから真似をする方も自己責任でお願いします)

レンズ性能ですがNEX-7に装着して
最近好評の現代デジタルレンズと撮り較べてみました

c0182775_12235159.jpg

上は価格comなどで神レンズと称される名玉ソニーE50mmです
c0182775_12284726.jpg

上はこのズミクロン50mm沈胴最初期型です

私は64年前のズミクロンの描写の方が立体的で好きです

1952年のズミクロンは正式発売前のプロトタイプのようです

しかも1951年1952年のズミクロンは
酸化トリウムを混ぜたガラスを使って屈折率を向上させました

トリウムは放射性物質ですから
トリウムレンズとかアトムレンズとか呼ばれます

ただそのトリウムガラスは経年で黄変してしまうので
1953年の正式発売からはトリウムはやめた由です

こんど入手したレンズも黄変しています

c0182775_12405172.jpg

上の試写でも黄変の影響が見られます

しかしカラーネガやモノクロフィルムなら問題にならないと思います

かなり期待できるレンズですが
厳冬期に外に持ち出すのは結露が怖いので
気温が2桁になったら外に持ち出すつもりです

あ 放射能は至近距離ならカウンターに反応しますが
5センチも離すと反応しない程度だそうですし
70年代の旭光学のタクマーレンズの方が放射能は強いそうです

それと愛用のコニカC35FDのヘキサノン38mm F1.8も
トリウムレンズだそうで
思い当たるほどの描写力ですし 若干黄変も見られます
c0182775_132256.jpg
by zuoteng_jin | 2016-01-15 17:00 | NEX-7 | Comments(0)

市内の初雪と手袋の着用

c0182775_1721210.jpg

昨夜から風が大変冷たいです

日中近所のコンビニATMに出かけたのですが
こうやって手袋をはく(北海道弁です)お父さんがいました

さすがに今日は札幌市内でも
藻岩山は雪が降っています

c0182775_17241174.jpg

昨日から孫が来ていますが
室内で遊ぶだけなのがかわいそうです
c0182775_204448.jpg
by zuoteng_jin | 2015-10-25 17:26 | DP2S | Comments(0)

千歳川のサケの遡上と捕獲

c0182775_17543132.jpg

橋の上から見るサケの群れです

午後1コマの授業を終えてすぐに
千歳サーモン・パークに駆けつけました

昨日18日の捕獲量が12,729匹
今シーズンはじめて万を越えたという情報があったからです

上の数字は累計ではなく1日の量です
(千歳水族館では捕獲量を毎日発表しています)

インディアン水車では捕獲が追い付かず
直接網を入れて水揚げしていました

c0182775_183996.jpg

サケの遡上量にはムラがあり
10月でも1000匹以下という日がけっこうあるようです

中国からの観光団もいましたが
昨日今日見に来た観光客はあたりですね
c0182775_18101867.jpg
by zuoteng_jin | 2015-10-19 18:12 | NEX-7 | Comments(0)

術後抗癌剤服用のころと札幌の初雪

c0182775_1717281.jpg

直腸摘出手術の後しばしば立ち寄ったお蕎麦屋さんです

癌の手術後は念のために1年間は経口抗癌剤を服用しました

そのために二週間ごとに通院して
血液検査を受ける必要があります

その時にこの昔風のお蕎麦屋長寿庵で
昔風の蕎麦をいただくことが慣例になりましたが
病院から3分ほどの位置なので便利でした

たまにはもう5分ほど歩いたところ
新大久保駅前の近江家という
小上りが広いお蕎麦屋にも行きました

c0182775_1725762.jpg

昨日書いたようにこの辺りはムスリムなども多いのですが
これはちょっとシャッターチャンスを逃しましたね

ところで今日は市内にも初雪が降りました
今朝の札幌岳の薄化粧です

c0182775_17305633.jpg
c0182775_17353427.jpg

使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2015-10-14 17:33 | Minolta HIMATIC E | Comments(0)