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1986年の北京の街道光景

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北京外国語大学と宿舎の北京友誼賓館をつなぐバスです

これは北京外大・外国専家のために運航されていました

乗り込もうとしているのは日本の近世怪談や
「里見八犬伝」の研究で著名な高田衛先生です
(北京でも都立大学でも同僚の時期がありました)

今日は86年の北京の街道で見かけた乗物を掲げます

一昨日の投稿で背景のバスに時代感がある
という元留学生からのコメントがあったので
古いポジフィルムからのスキャンを探してみたのです
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いまは天安門までこんな近くに自由に立ち寄れなくなりました

大量に運搬する自転車も懐かしいですが
天安門の脇を走る連結バスも懐かしいです
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北京城の城門で昔の原型をとどめている数少ない徳勝門です

ここにも連結バスが走っていましたが 現在のこの周辺は
ここから長城の八達嶺までの直通バスのターミナルになっています

この当時の路線バスは気軽にゴミを床に捨てるので
果物の皮などを踏んでしまわないように
床に桟が走っていましたね
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農村から野菜を運ぶ馬車がまだ活躍していました
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個人の耐久消費財の運搬も自転車が主な手段でした
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全て懐かしい30年まえの光景ですが
今やGDPが日本の2倍以上の中国になりましたから
現在同じ場所でシャッターを切ると
東京よりもずっと未来都市のような絵柄が展開されます
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by zuoteng_jin | 2017-05-14 17:28 | Minolta XD | Comments(0)

昔の北京の黄砂対策と中国古典は腰だめで読めの教え

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1986年春の北京です

北京の黄砂は砂埃なんてものではなく
小石が頬にあたるすさまじさでした

このお母さんはナイロン製の薄布を
テルテル坊主のように子供たちの頭にかけています

この年 キャップのつばにナイロン布を取り付けた
黄砂対策帽を売り出した人がひと財産きずいたと言います

しかしまだこのテルテル坊主スタイルが主流で
この頭で自転車をこぐ隊列は壮観でした

ところで昨日 漢詩漢文は
芭蕉の提唱する「軽み」俳句とは対極の感性で読むと言いました

それで思い出したのが難読の文献を読解することでは
世界的な業績を上げられた入矢義高(いりやよしたか)という先生の教えです

名古屋大学 のちに京都大学の先生でしたが
私の直接の恩師の先生です

私も大学院生時代に非常勤集中講義に来ていただいて
一週間みっちりと講義を受けたことがあります

入矢先生の教えの中で 受講生たちによく知られたものに
「中国古典は腰だめで読め」というのがあります

腰だめというのは マシンガンの銃床を腰部に構えて
狙いをつけずに射撃することです

めくら打ちでも良いからとにかく打てという意味でもありますが
入矢先生のおっしゃる腰だめは
腰をしっかり据え 重心をゆるぎなくして打て
というような意味ではなかったかと思っています

少なくても私には 軽みが尊重される俳句の鑑賞に
腰だめというイメージはありません

それはともかく 30年前のコダクローム64が
今でも素晴らしい発色を保っているのに驚きました

コダックのポジフィルム(スライドフィルム)はもう使えなくなりましたね
残念なことです

北京の黄砂はひどかったですが
現代のPM2.5よりははるかにましだと思います
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使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2017-05-11 18:36 | Leitz Minolta CL | Comments(0)