2017年 10月 19日 ( 1 )

凄腕クラフトマン職員さんの自作カースピーカーシステム

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ドア埋め込みのウーハー(低域用)ですが
ペーパー・ユニット(紙振動板+駆動コイル)を
バッフル板(前板)に取り付けてドアに埋めてあります

そのバッフル板はMDF(木質繊維成型板)を4枚重ねて高さをかせいだ由です

これにユニット保護のいわゆるサラン・ネットをかぶせていますが
その金属ネットが無用な振動を呼ぶというので普段は外している由です

ウーハー制作取付の手仕事のきれいさを見るだけでも
ハンドクラフトの腕の冴えがよく分かります

しかし本当に驚いたのは高域担当のツィーターでした(画面中央)
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よくあるツィーターは振動板が薄い金属のドーム状ですが
これは振動板がリボン状のリボン・ツィーターです

カーオーディオにリボン・ツィーターを装備した車は初めて見ました

ツィーターに低周波電気信号が入ると振動板を破壊する恐れがあるので
ネットワークという回路をつけてカットします

周波数のカット・ラインをどこに設定するかは
機材と音空間と音源などのいろんな要素を考えて
試行錯誤で決めるほかありません

ともかく音出ししてもらったところ素晴らしいものでした

ツィーター単独で音を出しても耳に聞こえるのはかすかなものですし
ウーハー単独で音を出してもステレオ感に乏しいつまらない響きです

ところが二つ同時に鳴らすと音場が一変し
音の定位がしっかりして楽器の位置が見えてきます

中森明菜の歌声のかすれと艶の微妙なミックスが
誠にあんばいよく聞こえます

ツィーターの可聴域をこえる倍音の働きをまざまざと体感できました

それにしても凄腕のクラフトマンですが
本職は総務課の事務職員さんです

こういう職員さんがおられると
職場の楽しさは倍増しますね

実はまだまだこのシステムを追い込んでいて
吸音材を出来るだけ減らして
理想的な音を出す工夫をしているのだと昨日伺いました

ちなみに撮影機材は入手当初はピントはずれで
1m先のものを撮って1.3mにピントが合うというジャンクでした

それを自分で調整して使っていますが
こんな風に問題なくピントが合っています

カメラとオーディオはかくも人を夢中にさせる道楽です

ま お互い出来る範囲で追究しましょうね

お車の全体像は下に掲げますがスバルOutBackです
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使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2017-10-19 18:16 | RetinaIIIc Heligon | Comments(0)