2017年 08月 20日 ( 1 )

百合と唐詩の山丹(百合の異名)

c0182775_17145986.jpg

再生レチナ何度か手直しをした結果こんなによく写ります

百合は中国原産のはずですが 五万首ほどある唐詩には
この名前は一度も出てきません

百合根を食用にしたり薬種として使ったりが主流で
花を観賞する風習はほとんどなかったのでしょう

百合の異名に「山丹」というのがありますが
五万首の中でたった一首出てきます

王建という割りに庶民目線で詩を詠んだ人の「宮詞(女官のうた)」の中に
「山丹の紅蕊(コウシン)の粉を收め得て,鏡前に麝香(ジャコウ)の黃を洗卻す」
とある詩句がそれです

薬の麝香の臭いを洗い落とすために
百合の花粉を首筋あたりに振りかける様の描写かと思います

先ごろから準備してきた公開講座の資料
「名花の漢詩を鑑賞する」が九分九厘出来ました

A4判で8頁になったので 90分の講座では
時間オーバーにならないように配慮しないとなりません

講義資料の作成はいつでも
自分にとっての大いなる収穫です
c0182775_1894787.jpg

使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2017-08-20 17:48 | RetinaIIIc Xenon | Comments(0)