2017年 08月 18日 ( 1 )

タオルの干し物と公開講座の資料作成でのささやかな発見

c0182775_1720439.jpg

札幌は幸いに大雨に見舞われてはいません

今日も東京から届いたメールには
もう20日近くお日様を見ていませんとありました

こうやって干し物を外に出して乾かすことが出来るのは
何でもないようでいて 幸せなことだと改めて気がつきます

9月1日の公開講座の資料作成に拍車がかかっています

今回は花を詠んだ唐詩を鑑賞する内容ですが
資料を準備していると やはり自分ながらの再発見があります

唐詩ではかなり有名な孟浩然の「春眠暁を覚えず」の詩に
「夜来 風雨の声、花 落つること知んぬ多少ぞ」とありますが
この「花」が何の花であるのか
日本では具体的に解説した訳注書はありません

唐詩の春の花は梅・桃・海棠ぐらいなもので樹木は柳・楊です
水仙は唐代の次の宋代でなければ花の名には使われません

となると孟浩然詩の花は桃花で決まりです

念のため1600年ごろに中国で作られた「唐詩画譜」という本の
孟浩然「春暁」の絵を見ると以下のようなものです
c0182775_17481379.jpg

ここに描かれた花の特徴はいかにも桃花ですね

出来合いの訳注書のコピーをそのまま使わずに
まったく最初から資料を作成すると 必ずこういった発見があります

こうやって自分が興味を掻き立てられると
公開講座でも新鮮な気分でお話が出来ます
c0182775_1894787.jpg

使用機材→クリック
by zuoteng_jin | 2017-08-18 17:57 | Vito III | Comments(0)