ごはんBarとオリンパスOM-1の自己修理

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先週カメラの修理屋さんに出向いた時の撮影です

修理依頼はオリンパス OM-4Ti のファインダー窓のカビ取りですが
今日連絡があって この機種は上部カバーを固い接着剤でとめており
予備部品が無いと解体も出来ないので 修理不能という判断でした
(メーカーにもとっくに部品はありません)

今のところ撮影には支障がない程度のカビなので
私の動ける間はカビが広がらないように保管に注意することで
根治手術はあきらめました

OM-4Ti のカビを発見したときに
OM-1の気になる所を点検したら
案の定 持病が発生していました

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ミラーを見ると 黒いV字形のへりに
無精ヒゲのようにカビのようなものが見えます

これはカビではなくて OM-1 特有のプリズムの腐食です

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画面中央下のプリズムを抑えている金具の下に
緩衝用の黒く見えるモルトプレーン・スポンジがあります

これが年を経ると加水分解してベトベトになり
プリズムの鏡面を腐らせるのです

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プリズムを外してみたらこんな風に腐食が始まっていました

鏡面の腐食ですから拭き取っても駄目ですし
放置するとだんだん腐食が広がります

対策としてよく知られているのは
OM-10 の同じタイプのプリズムと交換するという手があります

OM-10 は OM-1 の経験に鑑みて
モルトプレーンの使用をやらなくなったので
プリズムの腐食は無いのです

手持ちの OM-10 は不具合が無いので
ここから部品を取りたくはありません

ヤフオクで探したらジャンクの出品があり
1,500円で落札しました

落札ジャンクからプリズムを取り出しました
(クリーニングクロスの上です↓)

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分解して取り出す段階で 嵌合が固すぎて
私のマヒした手では外せなく 奥さんの手を借りて
どうやら取出しに成功しました

これを OM-1 の方に載せてやればいいのですが
左手が脳出血の後遺症で不自由な私には厳しい作業です

中のバネを飛ばしたり 小さなパーツを入れ忘れたり
はたまた コード配線を引っ張りすぎてハンダを外したり
せっかく閉じたカバーを 5回ぐらいは開け直しました(笑)

しかし焦らず少しづつ作業を始めて
今日の午前中に何とか根治手術が完了しました

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銘玉ズイコー40mm とのコンビは大変使いやすく
バンコクやハノイの出張に持参して活躍してくれました

OM-1 は露出計はついていますが
他の機構と連動する仕様ではなく
電池がなくても使える純粋機械シャッターですから
外国に持っていくには抜群の信頼性が貴重です

これで少なくとも私の命のある間は大丈夫です
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Yashica Electro 35GX

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by zuoteng_jin | 2016-10-22 17:00 | Yashica Electro 35GX | Comments(0)
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