旧島松駅逓所と松本十郎の書軸

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明治期の島松駅逓所が復元されています

通勤路の国道36号線沿いの脇道にあるので
いつでも寄れると思ってそれが今日になりました

国道36号線は今は画面右上の高いところの橋を渡りますが
かつては画面手前が国道36号線でした(追記:平成元年まで)

島松川が谷になっていて36号線は谷底までおりていたのです

この駅逓は北海道の稲作の父・中山久蔵の旧家でもあり
クラークが「青年よ大志を懐け」という言葉を残して
札幌農学校の学生たちと別れたところです

中山久蔵はこれまでこのブログで何度も言及している
開拓使大判官・松本十郎の終生の友人でもありました

大正4年乙卯1915年つまり松本十郎逝去の前年に
中山久蔵に贈った書軸がこの駅逓所に掲げてあります

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「大黒の鎚にもまさる鍬の先」
「中山老農翁の一笑に呈す 乙卯九月 松本十郎」 

十郎の伝記によく引用される軸です

このほかにも中山久蔵八十歳を祝う書簡や軸がありますが
光線情況がよくないので 後日ストロボ持参で
撮らせていただくことになりました

それらは大変みごとな楷書体で書かれており(全漢文)
中国の古典書跡をよく学んだ感じが素晴らしいです

それと9月25日にはここを管理する北広島市で
松本十郎を顕彰する会が開催される由で
そのご案内を送っていただくことにもなりました

中山久蔵のことはまた明日ご紹介します
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Minolta CLE
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by zuoteng_jin | 2016-06-28 18:51 | Minolta CLE | Comments(0)
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