クロッカス

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近くの産婦人科病院の入り口に咲くクロッカスです

機材は4年ぶりにミノルタ・ハイマチックFを使いました

ハイマチックFは愛用のハイマチックEの下位機種ですが
カメラデザインはむしろ優れています

2009年にヤフーオークションで 1980円で落札した機材ですが
距離合わせのリングがスカスカに滑りすぎました

マニュアルカメラは レンズ周囲の距離リングを回すと
レンズ群がヘリコイド(=螺旋溝)の働きで前後に動いて
ピントが合う仕組みになっています

しかしそのヘリコイドに塗布されているグリス(=鉱物油)が劣化して
固くなると螺旋が固着しますし
蒸発すると距離リングの回転の粘りがなくなります

手元のハイマチックFは粘りがなくなって
指で距離リングを弾くと スコンと回りきってしまいます

そこで分解してヘリコイド・グリスを塗布しました

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本格的にやるなら レンズを引き抜いて
螺旋の雄ネジ雌ネジをグリスアップするのですが
それをやると 改めて
フィルム面にピントが合った状態で結像する調整が必要で
半日仕事になります(修理に出すと小一万かかります)

素人のカメラ修理は 追い込みすぎないことが大事です

上の画像でレンズの周囲に黒灰色のリングが見え
そのすぐ下に銀色に光る輪がヘリコイドの一部です

竹串の先に雀の涙ほどのグリスをつけて
そのヘリコイドに塗り込みました

それで組み上げてみたら 十分ではないですが
ちゃんと回転に粘りが出て 距離を合わせやすくなりました
20分程度で修理終了です(作業療法のリハビリ訓練ですね)

それを持ち出しての試写がクロッカスです

最短距離の 80cm で試したらちゃんとピントが合いました
無限遠も大丈夫です
ISO感度調整リングもいじらざるを得なかったのですが
EE露出も仕上がりを見るとぴったりでした

自分の手を加えた機材には 格別の愛着が生じます
もっと可愛がってやらねばなりません

by zuoteng_jin | 2014-04-18 20:26 | Minolta HIMATIC F | Comments(0)
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