迎春準備(ガラス拭き)

c0182775_193944.jpg

探春散歩の続きです

春の陽光を採り入れるための作業ですね
冬や雪の対策よりは心が弾みそうです


STAP細胞の騒動については 分野こそ違いますが
研究を仕事にするものとしては 思うところが多々あります

やはり根本的には国の文教行政が問題だと思います

近年 国立大学を法人化して 国家予算による経常経費を削り
研究予算は 大型プロジェクトを運営する大学に
重点的に投下するようにしました

でも考えてみると
戦後の復興に貢献した技術開発などは戦後すぐに実施された
新制大学の設置によるところが大きかったはずです

駅弁大学と揶揄されつつも一県一国立大学の存在は
戦後日本の知的水準のかさ上げにかなりな貢献をしました

地方の国立大学二期校に13年間勤めるなかで
少ないながらも経常研究費が保証されて
じっくりとした基礎研究が営々となされていたことを
この目で見てきました

本題に戻りますと
研究費の重点投下は 無理な競争をあおることになり
今度の理研のフライングは 大型予算の獲得競争が
背景にあることが明らかです

私も前の勤務校で
COEという世界的研究拠点構築のための文科省大型予算で
5年間の研究活動を推進する経験もしましたが
他機関のやっかみの大きさも味わいました

研究予算獲得のために競争させることは
今回のような弊害を生むことを
文教行政にたずわる政治家はよく肝に銘じてほしいものです

by zuoteng_jin | 2014-04-02 20:06 | Minolta XD | Comments(0)
<< 杖を曳く人 迎春準備(雪降ろしと氷割り) >>